小ネタ: NBCOlympics.comの日本人選手紹介
- なぜか井口の紹介が
阿部(G)もあるよ。
- 和田さん
Tsuyoshi Wada is not related to Kazuhiro Wada, a teammate on the national team.
和田さん(H)と和田さん(L)は関係ないよ、とわざわざ言及。言っとかないと「親子?」って思われるもんね。
- オー、キャプテン!
宮本(S)の小見出しは「Oh, Captain」。確かに頼れるキャプテンだけど、なぜ「Oh」なのさ。
- 柔らかちゃん?
野球以外も。日本選手の中で最も長い紹介文なのは、谷亮子選手。なぜか写真は「やられてる決定的瞬間」っぽいモノ。
ちなみに夫のよしくんには単独の紹介文は存在せず、亮子ちゃんの紹介文にちょこっと出演するだけに留まる。くじけるな、よしくん! 城島も、和田さん(H)の紹介にちょこっと出演してるだけだ!
気を取り直して、紹介文を引用。
In her homeland, Tani is known as "Yawara-chan," which means "Softie." The nickname comes from a popular cartoon character.
愛称の「ヤワラチャン」がマンガから来ていることに言及しているのはすばらしいが、別に
soft・y, soft・ie
━━ n. (体の)弱々しい人; 感傷的な人; 〔話〕 うすばか; すぐだまされる人.
って意味じゃありませんから!! 外国人が勘違いしたらどうする!
まあ賢明な外国人の方々におかれては、こんなネガティブな意味の愛称をつけるわけがないと分かってくれるだろう。字面どおりに「softな(やわらかい)人」と解釈するのが妥当、と考えるのではないか。……って、それも間違ってますから!
なおここで、賢明かつ最近の日本文化に興味を持っている外国人がいた場合、事態はさらに恐ろしい局面を迎える可能性があることを記しておかなければならない。
最近の日本文化に興味を持つならば「ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展」のサイトを確認済みである可能性がある。すると当然、そのサイトの「おたくの美意識」にも目を通しているだろう。
そこにはこんな記述がある。
Puni【ぷに】
From the onomatopoeia puni puni describing the feel of a baby's cheeks, it now refers to characters with infantile qualities.
赤子の頬の触感を想起させる擬態語「ぷにぷに」が転じた、幼さに特徴をもったキャラクターの類型を示す語。
「赤子の頬の触感」=「やわらかい」という連想を行うのは、きわめて当たり前のことだ。
つまり「Ryoko Tani」→「Yawara-chan」→「Softie」→「やわらかい人」→「赤子の頬の触感」→「ぷに」という連想によって、
谷亮子=「ぷに」の代名詞
だと受け取られかねないんだよ!!
な、なんだってー!!